ねいしんブログ

森林組合作業班員研修会

3月15日、呉羽ハイツにて森林組合作業班員(現場技能者)研修会が開催されました。

まず、富山県森林政策課の簔口主査が、県からの林業労働安全対策についてとし、近年労災事故は減少傾向にあること、事故の6~7割が木材伐出作業で発生していること、作業の慣れが事故につながっていることなどを説明されました。

 

 

 次に、林材業労働災害防止協会の平松安全管理士が、伐木作業時の基本事項のおさらいと、ガイドラインの変更事項、適正な掛かり木処理の仕方について等をスウェーデンやカナダの林災防機関の動画を用いユーモアをおりまぜて話されました。

 

 

 

午後からは、富山国際大学の村上教授が、職場におけるコミュニケーションとメンタルヘルスと題し、ストレスや、うつについて職場・上司・同僚としての対応や注意点、発想の転換により気持ちの持ち方を変える大切さ等を教えていただきました。

 

 

  最後に、石川県森林組合連合会の亀井参事より、採材と造材、木材の流通とそのコストダウン、森林資源の循環について話されました。中部エリアの森林組合はネットワークを組み、広い視野でより高く材を売ることが大切とのことでした。

 

 

作業班員の皆さん、まもなく作業が始まります。この研修会で学んだ、体と心の安全と現場での基本作業を遵守し、今年こそ0災となるようがんばりましょう。

0災でいこう、ヨシ!